学べるポイント。

組織運営に関しては、「地域自主組織」の事務局体制が整っていることや、支援体制としては、各総合センター（市役所の支所に相当）に１名ずつの担当職員を配置し、本庁担当部局と連携を図りながら対応しているところがあげられます。
活動に関しては、防災、福祉、健康、生涯学習と幅広く展開しています。自主防災に関しては、地域円卓会議などを通じてほとんどの地域で取り組まれており、かなり活発になっています。中でも災害時要支援者台帳については、従来の手上げ方式の登録制度から地域申告方式に移行することとなり、中には全住民台帳を地域で作成・活用されているところもあります。地域福祉活動はどの地域でも盛んで、いわゆるサロン機能をはじめ、配食サービスや水道検針を活用した見守り、携帯電話を活用した見守りなど、様々な活動がみられます。健康づくりとしては、地域独自の健康体操の普及に複数の地域で取り組まれており、昨年度は大東がん検診容器の販売取扱いを希望制でほとんどの地域で取り組まれました。生涯学習活動としては、通学合宿や世代間交流、自然体験学習、各種サークル活動など、各地域で主体的に展開されています。この他、地域をあげた預かり保育や買い物支援など、地域によって多種多様な取り組みが生まれています。