今年開催の受け入れ先地域はこちらからご覧ください。
兵庫県大屋
師匠
こんな悩み、興味を持っている方におすすめ。
アーティストのUIJターンを促進したいと思っている方
地域住民を巻き込んで地域の新しい文化を創り出していきたい方
行政との効果的な連携方法を学びたい方
学べるポイント。
アートを核としてまちづくりを行ってきましたが、『住民』『行政』『NPO』の3つの存在のどれ一つが欠けても今に至ることはありませんでした。
事業の中で協働・連携を強化し、地域課題を解決する事業体を生み出すように努力してきました。
その結果、一昨年ぐらいから、移住者が増えています。
(アーティスト、ファーマーなど、若者が少しずつ)
BIGLABO、大屋スキー場、あけのべ一円電車、鉱山、天滝、かいこの里、大杉木彫展示館など、各部落単位で活気が出てきています。
なかなか実行できなかった横の繋がりができつつあります。
「アーティストの移住を促進させてまちづくり」という視点は日本全国に広がっています。
大屋町は、「アーティストに選ばれる地域」をデザインしています。「目的」を果たしやすい地域づくりと、地域の中でアーティストが活動しやすいようにサポートする「拠点」を持つことで、「アートでまちを元気に」を実行しています。
では、どのような拠点を構えるとアーティストを呼び込めるのか、行政とNPOと住民でどのように役割分担をしているのか、どんな事業を実施するとアーティストがまちづくりに参画してもらえるのか、大屋町で長年取り組んできたその成果と裏側を学んでいただけます。
また大屋町では、「孫ターン」が増えていたり、高校生が「将来は大屋町に戻ってきたい」と言うことが増えてきているそうです。地域に「目的」をつくることの大事さ、やりたいことができる環境を整えることの重要さを感じます。
大屋は中山間の豊かな自然環境の中で、木彫、陶芸、絵画、書、木工、家具等の芸術家が移住しており、過去22年にわたり「木彫フォークアートおおや」などを開催するなど、芸術によるまちづくりを進めてきました。「おおやアート村構想」をもとに、アーティストによる古民家再生や、廃校を活用した創作活動の支援などにも取り組んでいます。
また、単純にアーティストが移住するだけでなく、行政とNPOが連携し、地域全体を巻き込んで活動することにより、住民が自分たちの地域をデザインするような文化ができつつあります。
フィールドワークの内容
・オリエンテーション、取り組みの概要説明。BIGLABO見学。
・大杉の木彫展示館「フォークアートおおや」見学、分散ギャラリー見学
・あけのべ鉱山見学「NPO法人一円電車」の取り組み
・“アートで町を元気に”講演
・地域の若者(移住者、活動している方、大杉区の方、NPO理事など)交流会
・天滝(登れたら…)
・大屋スキー場の取り組み/かいこの里見学
師匠のご紹介
師匠:田中今子
NPO法人おおやアート村 NPO法人おおやアート村理事長
おおやアート村BIGLABOの運営、絵画教室の開催、移住の希望の方の相談、地域のガイド、イベントの開催とカフェ(土・日・月)営業、等をしています。「アートでまちを元気に!」を目指して頑張ってまいりましたが、私たちの歩みが少しでも皆さんのお役に立てますと嬉しいです。
・1963年4月26日生まれ(大阪府内で育つ)52歳。
・中学高校は神戸市内の私立校で美術部に所属
・大学は京都精華大学デザイン部マンガ科卒業(1986年)
・大学卒業後、児童画教室講師、中学校美術講師を経て、個展・グループ展を開催。
受け入れ起業・団体について
NPO法人おおやアート村
アートで町を元気に!
大屋町に移住して5年の時に、大屋町地域局の和田参事から「アートで町を元気にしたいのだけど、大屋町のアーティストさんも一緒にやらないか」と声をかけられました。最初は反対していたのですが(私は画家をするために移住したので)、地元の木彫家・松田一戯さんが「行政から、アートで町おこしなんて、今後、声がかかることもないだろうし、やってみようか」ということになり、実行委員会を作り、立ち上がりました。
受け入れ先地域 概要 | |
---|---|
受入企業・団体名 | NPO法人おおやアート村 |
所在地 | 兵庫県 養父市大屋町加保7番地 |
受け入れ担当者 | 田中今子 |
団体URL | https://www.facebook.com/ooyartmura |
訪問先情報
兵庫県 養父市大屋町加保7番地
NPO法人おおやアート村
今年開催のプログラム受け入れ先地域はこちらからご覧ください。