今年開催の受け入れ先地域はこちらからご覧ください。
京都府美山
師匠
こんな悩み、興味を持っている方におすすめ。
自然・環境を活かした地域でのビジネスを考えている方
環境の保全をこれまでとは別の視点で盛り上げていきたい方
学べるポイント。
会社が立ち上がってまだ1年目。
目に見えて地域に与えられているインパクトは大変小さいものだと思います。
ただ、既存のものとは違う指向性の会社が立ち上がったことで、これまでと違う人の流れが出来きつつあり、また、その流れから新しいつながりが出来そうな予感です。その予感は、我々の活動には直接関わっていない地域の人たちも感じ取られているようで、既存組織や既成概念とは違う取り組みを生み出す土壌が少しずつですが耕されはじめたように思います。
そのような新たなつながりはどのようにして生まれたのか、自団体だけでなく、地域全体に仲間を増やす、我々なりの方法をお伝えできればと思っています。
これらの動きは非常に面白いです。地域そのものが沈殿してきた空気が、撹拌され、流動化が起こりつつある気配を感じることが出来るからです。この先に大きなインパクトがありそうです。
これまでに山に住まう人々が守り続けてきた自然の豊かさ、美しさ、美味しさ。現代人が忘れかけているそんな「野生」を取り戻すためのツーリズムを設計しています。
野生復帰計画の意義は以下の4つです。
①地域への利益還元による地域活動の持続性
②関係者を横断的につなぐことで新たな価値を創出すること
③「芦生の森」を中心としたくらし・文化の保全の側面的支援を行う。
④経営的な自立をもって地域貢献できる企業体を目指す。
このこと念頭におきながら以下3つの事業を軸に活動を行っています。
①移住関連事業
1)四季を通じた移住者のためのツアーの開催 2)移住者向け住宅改修
②狩猟に関する研修および施設のプログラム化
1)狩猟ツアー開催 2)解体所運営ならびに流通に関するセミナーの開催 3)最小限の食肉処理施設の販売
③組織支援事業
1)関係機関を中心に経営や運営へ助言・補助 2)行政や各種団体と地域団体との橋渡し 3)情報発信
フィールドワークの内容
・オリエンテーション
・取り組みの概要説明
(必要に応じて、行政への訪問)
・地域をガイド
・地域での取り組みを体験
・野人たちと意見交換
・地域のキーパーソンによる講演
・移住し、地域で活動している生の生活をうかがう
師匠のご紹介
師匠:青田真樹
株式会社野生復帰計画 株式会社野生復帰計画
兵庫県出身。1978年生まれ。小学生で旅に目覚める。20代は旅と教育の実践を目指して、(財)京都ユースホステル協会へ入職。旅を軸に野外教育や環境教育を手法とした青少年の学びの場作りを実践。2005年の1年間休職し、北米遊学。30代は、実践者からサポートする側のシゴトとへと興味の軸を移す。2014年3月に退職し、現在は、京都・美山で株式会社野生復帰計画を中心に、「野人の調整役」と「地域の総務」という仕事を実験中。
受け入れ起業・団体について
株式会社野生復帰計画
これまで美山に住む人が大切にしてきた風景を守るために「自然を守り活かす挑戦」を加速させていく
はじまりは、ダム問題でした。自然をお金に換えてしまうよりも、自然を残し自然と共に生きていくことが支持され、地域は一時活性化しました。
でも、過疎化高齢化は止まりませんでした。ここでどう生きて行くべきか、社会はどうあるべきか問い続けた人たちは、それぞれに挑戦を重ね、そして野生復帰計画というチームを立ち上げることになりました。
このチームは、芦生の森を守り活かす活動を行う「特定非営利活動法人芦生自然学校」、観光農園「江和ランド」、自給的暮らしが見えるお店「田歌舎」が共同で設立し、それぞれの持ち味をより有機的に機能させ、これまで美山に住む人が大切にしてきた風景を守るために「自然を守り活かす挑戦」を加速させていくこと目指して活動しています。
受け入れ先地域 概要 | |
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受入企業・団体名 | 株式会社野生復帰計画 |
所在地 | 京都府南丹市美山町内久保池ノ谷36-3 |
受け入れ担当者 | 青田真樹 |
団体URL | http://yaseifukki.jp/ |
事業内容 | ツアーの実施、情報の発信を中心に展開中 |
訪問先情報
京都府南丹市美山町内久保池ノ谷36-3
株式会社野生復帰計画
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